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主イエス・キリストの中心性と至高性

T・オースティン-スパークス

初出:Witness and Testimony Publishers 1933. 原題:"The Centrality and Supremacy of the Lord Jesus Christ".
翻訳者:オリーブ園クリスチャン古典ライブラリー



キリストは「神のかたち」であり、全被造物の主である

キリストは、見えない神の見えるかたちであり、全被造物の中で最初に生まれた方です。なぜなら、宇宙は、天にあるものも地にあるものも、見えるものも見えないものも、王座も、主権も、支配も、権威も、彼にあって創造されたからです――万物は彼を通して、彼のために創造され、存在しています。彼は万物よりも先に存在し、彼にあって、そして彼を通して、宇宙は一つにまとまっています。

キリストは教会の神聖なかしらである

さらに、彼は教会である彼のからだのかしらです。彼は初めであり、死人の中から最初に生まれた方です。それは彼ご自身が、万物の中で第一の地位を占めるためです。なぜなら、神の全完全性を彼の内に宿らせることが、御父の恵み深い御旨だったからです。神は、十字架上で流された彼の血を通して平和をつくり、彼を通して宇宙をご自身に和解させることを意図されました――地にあるものも天にあるものも、彼を通してご自身に和解させることを意図されたのです。(コロサイ人への手紙一章十五~二〇節、ウェイマス訳)

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